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■ラ ストッパのフォトギャラリーはこちら 数年前にトップキュヴェの「ストッパ」のみが日本に輸入されていたので、ご存知の方も多いこの生産者ですが、実はその他に驚くべき魅惑のワインが存在していました。エミリア ロマーニャ州の北西、ピアチェンツァの郊外にある「ラ ストッパ」。100年以上前からあるお城とワイナリーを現当主エレナ パンタレオーニの父が1973年に購入しました。その当時、栽培されていたブドウは主にフランス品種で、「Bordo」と「Bordo Bianco」と「Pino」。発音をそのまま奇妙な形でイタリア語化されていて、古いワインにはラベルに大きく「Bordeaux」と書いていたりします。もちろん、現在では法律上ありえないことです。 ワイン造りに携わっているのは、オーナーのエレナとジューリオ アルマーニ。ブドウは、ほとんどマルヴァジア、バルベーラ、ボナルダ(クロアティーナ)などの土着種に植え替え、フランス種のカベルネ ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ ネロなどを一部栽培しています。 ラ ストッパの全ての畑では、化学農薬を用いず無肥料・不耕起で栽培をしています。特に、畑を耕さない点に関しては、雑草が生えている状態のほうが土が流出しないので助かっていると言います。52haの敷地に30haのブドウ畑があり、一つ一つの畑が離れてバラバラに点在しており、広い森に囲まれている敷地内には小川が流れるなどミクロクリマ(微気候)が多彩です。その為、畑の表情はひとつひとつ異なり、様々な姿を見せてくれます。 ワインは、地元用に造っているフリッツァンテもありますが、非常にシンプルな醸造手法のスティルワインが主となります。ブドウの収穫後、セメント槽もしくは縦型の大樽を用いて自然酵母のみで発酵させます。醸造中は特別な温度管理を行わず、果皮や種子を果汁に浸す醸し(マセラシオン)もワインやブドウ品種によって期間を変えて行います。(カベルネ ソーヴィニヨンやバルベーラ種で25日、白ワインのアジェーノは30日程度。2006年のアジェーノは特にポテンシャルが高かったため、1年もの長期間にわたってマセラシオンされています。) エレナもジューリオもかなりのナチュラリストであり、福岡 正信氏の自然農法に関する訳本を読んだり、ビオディナミに異議を唱えたりと、いろいろ独自の哲学を作り上げています。 IGT Ageno
- IGT アジェーノ - 果皮や種子を果汁に浸すマセラシオンを平均30日行うという異色の白ワイン。褐色がかった色調としっかりとした渋みやタンニン分を持ちながらも、なめらかな旨みとしっかりとした果実味を感じます。自然酵母にて発酵させ、ステンレスタンクと木樽を用いて1年ほど熟成。醸造から瓶詰めに至るまで亜硫酸は添加せずにノンフィルタで瓶詰め。年産は僅か2000本ほど。区別は白ワインですが、味わいのスタイルとしては赤ワインに近く、飲む際にはあまり冷やしすぎない温度をお勧めします。 DOC Gutturnio Fermo
- DOC グットゥルニオ フェルモ - エミリア ロマーニャ州では、バルベーラ種を主体とした微発泡の赤ワインが多く造られていますが、このワインは自然酵母によって発酵を行ったスティル ワインで、地元の文化に根ざした古典的なスタイルを追求しています。味わいでは、バルベーラ種のコシの強い果実味とボディ、爽やかな酸と丸みのある旨みのバランスが特徴です。 IGT Macchiona - IGT マッキオーナ - バルベーラとボナルダという土着品種にこだわった上位キュヴェ。自然酵母で発酵させ、スロヴェニア産の木樽で12ヶ月間熟成。瓶詰め後もワイナリーのセラーにて十分熟成させてからリリースされる。凝縮感のある果実味と香ばしい樽のニュアンスがあり、余韻には爽快さが残る。 DOC Stoppa - DOC ストッパ - 日本ではある程度名の知れたトップ キュヴェ。カベルネ ソーヴィニョン及びメルローが主体で、 自然酵母のみで発酵。25日間程度のマセラシオン後、フランス産オークの小樽で14ヶ月熟成。 その後も長期間セラーで瓶熟させてからリリース。濃厚な果実味と新樽のニュアンスがしっかりと感じられる品のある味わい。 |
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