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■セバスチャン リフォーのフォトギャラリーはこちら 一般的なサンセールらしさを微塵も感じさせず、 セバスチャン リフォーのワインを紹介する際には無くてはならない説明です。しかし、そんな「らしさ」にこだわる事がどうでもよく思えてしまうほど、魅力的で、エキセントリックな味わいなのがセバスチャン リフォーの「らしさ」だとも言えます。(09年現在)若干27歳のセバスチャンは、ロンドンでのサービスの経験やパリのワインショップでの勤務を経て、家族の住むサンセールに戻りワイン造りをスタートさせました。父親から徐々に畑を譲り受けながら理想とするワイン造りに打ち込み、この世代の自然派ワインの生産者の中でも飛びぬけた才能を発揮しております。 立派なひげがワイルドな風貌のセバスチャンですが、性格は非常に温厚で優しい心に溢れています。ワイン造りにあたる姿勢は情熱的で、他の生産者と激しい議論になることもありますがそれもワインへの愛情あってのこと。07年の来日時には同じロワールの自然派生産者であるジャン ピエール ロビノ(ランジュ ヴァン)と激論をかわしていた姿は非常に印象的なものでした。仕事にあたっては持ち前の生真面目さを発揮してコツコツと丁寧にブドウを栽培し、素晴らしいワインを生み出していきます。セバスチャンの優しさ、若さ、情熱、実直さ全てがワインに詰め込まれ、他に類を見ない最高のサンセールとなってリリースされるのです。 栽培に関しては、化学肥料や化学農薬などを用いないビオロジックの手法を実践しています。特徴的なのは、粒が小さくてエキス分が凝縮したブドウを得るために、肥料を施さず低収穫量に抑えることや、成熟したブドウのみならず、酸のある状態のもの、はたまた貴腐のついたブドウまでも収穫し、複数の個性を持ったブドウからバランスの良い味わいのワインを生み出すといった手法です。セバスチャンの畑は、日照に恵まれた南向きの急斜面に位置しており、樹齢の高いブドウ木が多いという恵まれた環境にあります。その高いポテンシャルを極限まで追及した「攻めた」栽培を実践し、最高のブドウ生み出し続けています。 セバスチャンリフォーのワインの肝となるのはポテンシャルを極限まで追求したブドウにありますが、その最高の素材を得ることによって醸造はシンプルかつナチュラルなものとなります。自然酵母による発酵、醸造から瓶詰めに至るまで亜硫酸は完全に無添加、白ワインでは珍しいマロラクティック発酵も自然と起こり、濃密で厚みのある果実味と優しくフレッシュな酸味を兼ね備えた、魅惑的なワインと仕上がります。 「マロラクティック発酵は、アルコール発酵が終了した後に自然と起きる事なんだ。それを他の皆は亜硫酸などを添加して人為的に止めてしまう。僕の白ワインは亜硫酸の添加は一切していないので、珍しいかも知れないけどマロラクティック発酵をしているんだ。そうするとドライだったワインにまろやかさと繊細さが生まれて、しかも酸味も丸く感じられるようになる。そうして、一般的な柑橘系の香りでなくてアプリコットのような複雑でフルーティーな香りも楽しめるようになるんだ。こういうことは、この地方のワインとしては変則的だけれども、その分、僕のワインでしか飲めない独特なサンセールの味わいが生まれるんだ。最後に、熟成に関しては全てシュール リー。これによってワインに存在感と旨みを持たせることができるんだよ。」
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