「Bon Courage Japon! - がんばれ日本!-」

日本の為にできること

未曾有の被害をもたらした東日本大震災。半年が経過した今現在も深い苦しみと悲しみを抱えた方が大勢いらっしゃいます。この震災からの復興には長い時間と継続的な支援が不可欠です。そこで今回、弊社としては単一のアイテムとしては最も販売数量の多いボジョレーヌーヴォーの販売に際しまして、その販売数に応じて東日本大震災の被災者の方々への義捐金または復興支援金として公的機関等を通じて寄付させていただくことと致しました。

具体的には下記のワインに関して、「1本につき50円」を寄付させていただきます。


  ・フィリップ パカレ ボジョレー ヴァン ド プリムール (グリーンラベル) 2011
 ・M. ラピエール ボジョレー ヌーヴォー 2011

 

また生産者にもこの趣旨を伝え、例年以上の情熱と気合を込めた「日本を元気にするスペシャルなボジョレーヌーヴォー」の生産を依頼し、この依頼にフィリップ パカレ、マチュー ラピエール共に快諾。ラピエールは例年同様のイラストレーター、モーリス シネ氏デザインによるラベル、パカレはラベルカラーを「再生」をイメージした「グリーン」に変更したニューラベルで登場します。

フィリップ パカレ ビデオメッセージ

マチュー ラピエール ビデオメッセージ

 

暑かった春から初夏、ゆっくりと成熟した夏

毎年故例のボジョレーヌーヴォーニュース。毎年の事ながら、一度として同じ天候とならないのが自然の摂理ですから、やっぱり気になります。果たして今年は・・・。

2011年の最大の特徴は、春から夏にかけての「暑さ」!4月から6月にかけては暖かいというよりは暑い日々が続き、5月や6月で30℃を超える真夏日が何日もあるなど、例年に無い展開。この暖かさと乾燥した天気は、ブドウの生育には非常に適しており、例年悩まされる病気も今年は見られず快調なスタートを切りました。

しかし、雨があまり降らない上に気温が40℃を超える日も出てくるなど、6月から7月にかけては行き過ぎた乾燥と気温の高さがブドウにストレスを与え始め、果粒の中の水分が著しく少ない状態に若干の不安がでてきました。そんな折、7月に入ると待望の雨に恵まれ、以降は比較的涼しい気候となるなど、ブドウの生育のリズムを整えるのには最適な展開に。7月から8月にかけての適度な降雨で水不足も解消され、後は最上のブドウを収穫するのを待つのみとなりました。

今年は、春からの気温が高めだった影響で開花が3週間ほど早く、収穫も例年より3週間ほど早まると言われていましたが、8月のやや涼しい気候で例年並みのリズムへと戻り、バランスの良いブドウが得られることが期待されています。

 

フィリップ パカレ 節目の年

その年、その土地のブドウの質を見極め、非常に高い技術で素晴らしいワインを生み出すフィリップ パカレ。彼は毎年、「8月のブドウに過剰な日照はいらない。」と断言しており、しまった粒のブドウが、収穫前の最後の時間でゆっくりと成熟するのを望みます。

今年のブドウの生育状況は、まさにパカレ氏の理想に近いリズム。青年期にたっぷりと太陽を浴びたブドウが、壮年期にさしかかって成長の速度を緩め、深みや繊細さを備えていく。そんなブドウを得たパカレ氏が手がける今年のボジョレー ヴァン ド プリムールは大いに期待できます。

「このまま、この良い状態のまま収穫を迎えたい。」

知性を備えた鋭い眼差しで、大地と空を見つめ、優しくブドウに話しかけます。

フィリップ パカレ氏にとって今年のワイン造りは特別な意味を持ちます。
なぜなら今年は、彼が独立を果たしワイン造りをスタートさせた年からちょうど10年の節目の年だからです。そしてその節目の年は、私たち日本人にとっても忘れることのできない年となりました。

 

2011年3月11日に発生した東日本大震災。この未曾有の悲劇が起こっているまさにその時、フィリップ パカレ氏は日本にいました。イベントの為来日していたパカレ氏でしたが、イベント自体はキャンセルせざるを得ず、また本人自身も早期に帰国することとなりました。

この滞在中に大きな悲しみを目の当たりにしたパカレ氏が、今だ傷の癒えない日本へのエールを込めて

 「Bon Courage Japon! がんばれ日本!」

と明確なメッセージを込めたボジョレー ヴァン ド プリムールを造ります。

この特別な想いをあらわすため、ブランドカラーを「再生」の意味を込めた「グリーン」とし、ナチュラルなブドウのエキス分を凝縮させた活力あふれるスペシャルなワインを仕込みます。

 

ラピエール家の新たなる歴史

2010年10月、突然の訃報。自然派ワインの父とよばれたマルセル ラピエールのあまりにも早すぎる死でした。その大きな悲しみを胸に、ラピエール ファミリーは前を向きます。

長男のマチューは、ドメーヌに戻って数年間、栽培に醸造にと父と共にワイン造りの中核を担っていました。この数年の内には、最悪の天候の年もあれば、最高の条件が整った年もあり、その両方を父と共に経験することで、凝縮した経験を得ました。

この貴重な経験を経て、マルセルのワイン造りの魂は確実にマチューに受け継がれています。

その決意の表れとも言えるのが、生産者名に記載されたラピエールファミリーの"M"の文字。これは、長男マチューの"M"、マリー夫人の"M"に加えて、もう一人の"M"であるマルセルが、家族と共にあるという想いを込めたラピエールファミリーの"M"なのです。

そんなラピエール家に新たな命が誕生しました。ラピエール家がモルゴンの地でワイン造りをはじめて5代目にあたる新しい命。マチューは父となり、今まで以上に未来をしっかりと見つめ、ワイン造りにあたります。そのマチューが、渾身の想いを込めて造る今年のヌーヴォーは、父への想い、日本へのエール、未来へ向かうラピエール ファミリーの誇り、これら全てが詰まった特別なヌーヴォーとなるのです。

 

「今年のブドウは凝縮した味わいが期待できるし、その一方でアルコールが上がりすぎず、ワインとしては素晴らしいバランスのものになりそうだ。」

ラピエール家の新らたなる歴史が、今まさに刻まれようとしています。

 

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